このティラミスを食べてみて、ティラミスの常識がぶっ壊れたので、レポートしようと思います!
ティラミスって喫茶店やコンビニのスイーツで食べたことがあるのですが
あの美味しいクリームを、なんでココアとコーヒーで苦くするの?
いつも疑問でした。
見た目がクリームでトロトロで、でも食べると甘さと苦さが相殺してしまって微妙な味になっていました。
だから私の苦手な洋菓子の筆頭でした。
それがこの動画を見て、自分で作ってみて認識が変わりました。
ティラミスうんまい!
甘さとうまさが濃い。
ちなみにティラミス作る場合はこれがあると便利です。
(というかないとしんどいです!)
何度か作ってみるなかで、自分なりの改善策が見つかり、ビスケットに塗るコーヒーはもういらないなと抜いてしまいました。
(ごめんなさいリュウジさん!)
ただどうしてもチーズクリームの中にあるコーヒーの苦味が苦手なんです。
他のティラミスより群を抜いて美味しいのですが、それでも私的にはコーヒーの苦味はなくてよかったです。
ちなみに上に振りかけるココアパウダーもいらないなかなぁっと思って、一度抜いてみたら、ココアはとても重要でした。
味の要(かなめ)になっています。
ココアがないとチーズクリームのあまみが寝ぼけた感じになってしまいます。
ただ甘いだけという感じです(それでも十分うまいのですが)
一晩寝かせて、苦めのココアパウダーをふりかけて食べるティラミスの美味さは、もう奇跡的です。
この一晩寝かせるのがまた楽しい。
明日は最高のスイーツを食べられると思って眠る幸福感。
脳みそがとろけます。
実際にティラミス自体もトロトロです。
味の染みてしっとりしたクッキーの食感、ブランディで香りとパワーを持たされたチーズクリームの濃密さ、それがココアパウダーの苦味で引き立っています!
なんというか甘酒に少し塩を入れるのに似ています。
味が引き締まって逆に甘味がすごく強くおいしい味になる。
だからティラミスなんだって思いました。
ココアパウダーなくしてはクリームが寝ぼけてしまう。
調和されてお互いに高めあう相乗効果があって、だからティラミスという唯一無二のデザートになるんだとすごく感心しました。
おいしい。
何度でも食べたくなる味です。
作るのがちょっと面倒ですが、これは作ったほうがいいです。
生クリームとクリームチーズで800円、チョイスとかも買うと1000円くらいしますが、その価値は十分にあります。
(ちなみにホイップクリームでもおいしかったです。生クリームよりふわとろという感じになります)
個人的にやっぱりコーヒーはいらないです。
ココアパウダーがあれば十分引き立ちます。
コーヒー好きな人は、ビスケットにコーヒーを塗ってもいいですけど、それよりも多分熱くて濃いドロリとしたコーヒーを入れて、飲みながらコレを食べたら最高だと思います!
至高の名に恥じないティラミスです。
最高にハイになれます!