北越谷にずっとある中華料理屋さんです。
カウンター席しかない店内はだいたいいつも混んでおり、独特の魅力があるお店です。
ギョーザや定食を肴にビールを飲む人たちも多いです。
1人で来るファンも多くて、私もそんな1人でした。
(お酒が飲めないので、いつもビールをうまそうに飲む1人客をうらやましく見つめていました)
今回久しぶりに友達とカラオケに行った帰りによってきました!
お昼12時、ちょうど混む時間帯です。お店は満員で2名が並んでいるくらい。
お昼の時間帯はいつもこんな感じで混んでいます。
15分ほど待ってようやく席につけます。
空腹時の15分って地獄のように長いです。
いい匂いのする油ぎった店内。
待っている時間、天狗で定食を食べるぞって気持ちがすごく強くなります!
きくらげ炒め定食大盛とギョーザ!
席につくと、私はいつもの注文を頼みました。
店員のお兄さん、すごい記憶力がよくていつも覚えていてくれます。
視線が合います。
1年経ったけど覚えていてくれたかなぁ?
最近は安価な焼き肉丼などのメニューも多くて、定食を頼む人も多くないらしく、中でも割と高いきくらげ炒め定食を頼む私に声をかけてくれました。
自分も休憩時間にいつも食べています。
10人くらいのお客さんのメニューを全部記憶しているすごいお兄さんです。
私にはとてもできない。
ギョーザ
あるときまでは醤油と酢とラー油で食べるシンプルだったギョーザが変わりました。
柚子胡椒と辛いタレがついてくるようになりました。
熱々のギョーザをそのまま普通のタレにつけて食べます。
肉汁があふれる!
ネギと一緒に食べると熱々なのが少し和らぎます。
シャキシャキと。
心地よいです。
次いで柚子胡椒。
酸味の効いたたれがまたうまい!
なんだこれ、次も同じタレで食べたくなります。
でも残りの餃子は4枚、どれで食べるか。
悩んでいると定食も来てしまう。
定食が来ると定食に夢中になってしまうので、熱々のギョーザを楽しめる時間はわずかです。
この選択にいつも迷います。
このわずかな緊張感をもって食べるギョーザのうまいこと、うまいこと。
なんて幸せロシアンルーレットでしょう(*'▽')
ビールが飲めたら最高だろうなぁっといつも思います。
辛いのでもパクリ。
空腹で、並んで待って食べるこの熱さとうまさは中毒性があります。
結局4枚はノーマルのタレで、1枚ずつを辛いのと柚子胡椒で食べました。
久しぶりの天狗のギョーザはノーマルのタレで味わいたかった。
きくらげ炒め定食
そして来ました天狗の定食の中でも一番高いきくらげ炒め定食。
学生の頃は手が出なかったメニューです。
その特徴は何と言っても卵ときくらげのトロトロ感。
油でいためられたテラテラした感じが食欲をそそります。
ぱくり。
甘くて、辛くて、しょっぱくて、油で、卵で、とろとろで、肉の端がカリカリで。
うわぁーっと溢れます。
うまい。
無表情でご飯をほおばります。
うまい。うまい。
米が肉が卵がきくらげが。そのうまみが全身にしみわたります。
力をもらっている。
まさにいただきますって感じです。
大盛のご飯はものすごい量で、定食のおかずもかなり多めで油たっぷりで、なのになんでこんなにご飯が進むんでしょう。
おいしい。おいしい。おいしい。
生きてるって感じがします。
最後にスープを飲みます。
天狗のラーメンのベースになっているスープ、なんともいえない独特な味がします。
天狗に来てご飯を食べたんだぁっと思いました。
幸せがお腹の底から広がっていきます。
食べて幸せになると周りの様子が気になってきます。
後ろではもう4人も人が並んでいます。
昼時の天狗はほんとうに戦場のような忙しさです。
長居は嫌われるし、後ろの人たちにこの幸せを味わってほしいなと思って店を出ました。
天狗ラーメンいつも私を幸せにしてくれる場所です('ω')