12月21日(火)奥さんと私が休みだったので、できあがったリングのサイズ合わせに行ってきました!
できあがったばかりのオリジナルのリングです。
まだ型に流しこんだあとが後ろ側に残っていました。
これからサイズを直してさらによく磨くので今付けた感じよりも少し(0.3号ほど)大きくなるとのことでした。
①サイズの微調整
②石選び
③デザインの確認
ある意味今回がオリジナルリング作成で一番肝心な部分です。
特にピンクダイヤのリングが作りたかった奥さんにとって、石選びはとても重要な項目です!
奥さん『かわいいピンクダイヤあるかなぁ』
今日までに何度も何度もそういって思い悩んでいました。
奥さんがあんまりに何度もそういうのでだんだん不安になってきました(;'∀')
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サイズの微調整
サンプルのリングをつけて約1か月くらい過ごしてみて、このリングの太さで大丈夫か。リングをつけての不便はないか。翼のデザインはこのままでよいか。付け心地はどうだったかという質問に、電話とメールで答えていました。
その改善点を踏まえた指輪ができたという話で、さらに微調整をします。
デザインは奥さんも私もOKだったのでそのまま進めてもらうことにしました。
お店で奥さんの指を調べたときは7号だったのですが、7号のサンプルのリングでもまだパカパカするということで、本物のリングはそこからさらにちょっと小さくしてもらいました。
それをはめてみてもまだ指輪のサイズがもう少し大きいようだったので、お店で指輪のサイズをはかって、さらに0.2号小さくして6.5号で指輪を作ってもらうことにしました。
そこで使われた道具が上の画像の指輪ゲージという指輪のサイズをはかる道具です。
生まれてはじめて見ました!
円錐状のだんだん太くなる棒で指輪のサイズって調べるんだなぁっと思いました。
見知らぬ道具を使うと一気にプロっぽく感じます。
(もともとプロなのですが)
なんだかそれだけで感動しました。
私のサイズは今回できた指輪でぴったりだったので、磨くともう少し大きくなるということで、磨いてピッタリになるように調整お願いしました。
ちなみに指輪の調整って指輪の後ろの部分を切って行うそうです。
なので後ろ側に刻印は掘らないほうがよいと言われました。
石選び
石選びは実際に指輪に使うサイズのピンクダイヤモンドを見ながら選びます。
ピンクダイヤ
ピンクダイヤは色が濃いほど高いみたいで、色の薄い順に45000円、5万円、55000円と3つのランクがありました(私たちが選んだ石の大きさではの話です)
おもしろいのはランクが同じ石でも天然のピンクダイヤなのでそれぞれ色が違うことです。
また、ピンクという色じたいが中間色なので、あんまり濃すぎると赤や紫っぽくなってしまいます。
つまり好みのピンクというのはその人次第ということです。
ちなみに画像の上の5つのピンクダイヤがランクが一番高い一番濃いピンクのダイヤです。
右にいくほど大きくなって、さらに大粒のものほどピンクの色が濃く見えるという話でした。
今回指輪に使われるのは5種類の石の中で2番目に小さいダイヤです(指輪の太さ的にこの大きさが限界とのことでした)
なので今回アークジュエリースタジオさんは、このサイズのピンクダイヤを50粒以上用意してくれていました!
(奥さんがピンクダイヤを選びたいと言っていたからだと思います)
おかげで奥さん色とりどりのピンクダイヤの中から自分のもとめてる好みのピンクを選ぶことができました。
ちなみにこのケースに入っているのも本物のピンクダイヤです。
見やすいように白地の入れ物に入れています。
奥さんは悩みながら3つのピンクダイヤを選びだしました。
その中でも最終的に選んだのは真ん中のピンクダイヤでした。
それは用意された石の中では3番目か4番目くらいの濃さのダイヤでした。
奥さんいわく、あんまり濃いとピンクじゃなく紫だからとのことでした。
ともあれ好みのピンクダイヤが見つかって一安心です。
大仕事が終わったなぁっと思いました。
ブルーダイヤ
ちなみに私の指輪にはブルーダイヤをはめるので、それも選んだのですが、用意された石の中で二番目の大きさのこの石が一発で気に入ったのでこれにしてもらいました。
これですね。
ちなみに上がアイスブルーダイヤという少し薄いブルーダイヤです。
ブルーダイヤは2種類しか色の濃さがありませんでした。
そのなかでもちょうどいい大きさのダイヤがキレイな青色だったので大満足でした!
デザインの確認
上が私の指輪、下が奥さんの指輪
これが最終的にOKした2人のオリジナルリングのデザインです。
青い点は石が入る場所です。
上がサンプルリング、下がオリジナルリング
奥さんの指輪はよりやわらかく、丸い感じで翼がデフォルメされたデザインになりました。
下がサンプルリング、上がオリジナルリング
私の指輪の翼は大きく雄々しい印象になりました。
奥さんも私もこのデザインが気に入りました。
ツヤ消し
最後に翼の部分を強調させるためにツヤ消しの加工をするかどうか聞かれました。
細かい傷をつけて、翼のぶぶんだけざらざらさせることで、ほかとは違った質感をだす方法です。
奥さんも私も悩みましたが、とりあえずこのまま輝いた翼のままで作ることにしました(ツヤ消しの加工自体は後でもできるということだったので)
これで指輪のデザインがすべて決まりました!
見積もり
全部の加工が決まるということはついに最終的な指輪の値段が出るということです。
実はサンプルリングを作ったりするなかで今まで1度も料金を請求されていませんでした。
指輪を作りはじめてからここまでもう3か月が過ぎています。
お金は大丈夫だろうかと心配だったので、安心しました。
指輪代はだいたい31万円くらい。
消費税が3万円で2つのリングで合計340450円です。
私の指輪が15万円くらい、奥さんの指輪が16万円くらいですね。
私の指輪はリングが太くて、プラチナを多く使った分、実は2つの値段はほとんど変わらなかったです。
人生の中でもかなり大きな買い物でしたが、ここまで一緒に指輪を作ってきたこともありすんなり納得できました。
30万円以内を目指していたので、ややオーバーしてしまった形です。
それにしても消費税10%がボディブローのように効きます…
支払いは現金振り込みかカード支払いで行います。
微調整
指輪の微調整の計画書です。
あとは指輪の石の位置はどこにするのか、刻印はどこに掘るのか。
そして刻印は何を掘るのかという話でした。
子供たちの誕生日を1人ずつそれぞれ掘ろうかとかいろいろ考えたのですが、話し合って出会った日と結婚記念日を2人の指輪の内側にそれぞれ掘ろうという話になりました。
それぞれの誕生石を入れるという方法もあったのですが、ダイヤモンドにくらべて石がどうしても割れやすいと聞いて今回はやめました(せっかくの結婚指輪の石が割れてしまっては悲しいので)
これで本当にすべての工程が決まりました!
指輪完成まで
指輪の完成予定日が12月の28日とのことでした。
(見積もりから3か月かけて指輪を作ってきましたが、内容が決まると本当に早いです)
ただその日は奥さんも私も仕事だったので取りに行くのは断念しました。
調整した中で年末年始でも、1月2日と1月3日はアークジュエリースタジオはお店を開けておくということだったので、1月3日に指輪を受け取ることにしました。
それまでにやっておくことは何よりも代金の支払いです。
メールで振込先等の指定がつい先日あったので、振り込んでこれから振り込みます。
そしてあとは指輪の完成を待つばかりです。
指輪を作るにもこれだけ時間をかけたのは、私と奥さんならではだと思います。
1月4日から奥さんは職場に指輪を着けて行くんだとうれしそうです。
出来上がった指輪がどんな感じになるかは次回のお楽しみです('◇')ゞ