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何度も読み返したくなるマンガ【個人的オススメ】

 

 何度も読み返したくなるマンガってありますよね。

そのときすごく面白いとかじゃなくて、つい何度も読んでしまう。

中毒性のあるコミック。

 

今回は私がつい読み返してしまうマンガを紹介していきます。

山賊ダイアリー

 銃を使った狩りというとどんなものを想像しますか?

 

野蛮残酷、大変、手間…

 

ぱっといろいろなイメージが浮かぶと思います。

題名が山賊なので余計野蛮で残酷なイメージが増幅するように思います。

 

ただイメージと180度違ったイメージを抱いたマンガがこれです。

 

リアルハンターの話で、現在日本での猟銃を使った狩りの方法が詳しく書いてあるマンガです。

 

ただそこには野山や獣に対する愛情というか尊敬が感じられました。

 

わざわざ山に行って獲物を狩るのだから当たり前ですが、作品のすみずみにまで山に対する愛情が満ちているように感じます。

 

猟銃や車、様々な道具と知識で獲物をゲットする。

 

そういうことが好きな人の物語です。

 

山が育てた自然とその生命力に圧倒されながら、あなどって手痛いケガを負ったり、たくさん失敗して、得た獲物で酒を飲んで、おなかを満たして、趣味なんでお金は出ていく方が多くて、それでも狩りがやめられない。

 

なんとか狩りを続けたいからマンガを描く。

 

そんな作者の話がつづられています。

 

何よりもごはんがおいしそうなのが素晴らしいです!

 

特にすっぽんを釣って食べるところ。

 

体が全身がすっぽんを欲して夜に起きてまですっぽんのスープでうどんを食べてしまうという部分を読んで、食べたくて身もだえしました(*´Д`)

 

全7巻という読みやすさでついつい読み返してしまいます。

 

 鋼の錬金術師

 

 

 言わずとしれた人気コミックです。

 

銀の匙】と迷いましたが最後のカタルシスでこちらを選びました。

(ご飯がおいしそうなのは間違いなく銀の匙です!)

 

錬金術というものがある世界。

ただそれは無限に富を生み出してくれる魔法ではなくて、必ず何かをささげて代わりをを生み出さなければならない『等価交換』が支配する技だった。

 

ファンタジーなのにこれ以上ないくらい現実のことを語っているような物語がたまらないです。

 

自分のやったツケは自分で払わなければならない。

与えた以上のものを欲しがってはならない。

 

主人公のエルリック兄弟は等価交換の法則に翻弄され自分の体をを失いながら、それ以上に様々な人たちと出会って助けられていきます。

 

最初に徹底的なトラウマシーンがありますが、それ自体が作品のテーマになっています。

 

幾重にも等価交換や弱肉強食という普遍的なテーマと残酷な現実が転がりながら、それでも作品全体にふつふつと湧き上がる希望があります。

 

良質なファンタジーとは現実以上に現実を感じさせてくれるものだなとわかりました。

 

ツケは必ず清算しなければならない。

それは絶望でありながら希望です。

 

ちゃんとした足があるんだから立って歩けと言われているような作品です。

歩けばきっといいことあるなと思えます。

 

読めば読むほど深みがある“するめ”のような作品です。

気づけば全27巻読んでしまいます!

 

プラネテス

 愛がテーマの作品です。

 

SFもので宇宙がテーマであるのですが、宇宙を語るうえでどうしても人が宇宙を目指しそれをやめられないのかとうことも描かれています。

 

お前が主人公じゃないんかい!

って第一話を読んで思うマンガNO1です

 

求めて求めて求めて求めて、死ぬほど求めて。

それでもたどりつけなくて、たどりついたら何か違って見えて、夢とか理想とか、でも自分であれほど恋焦がれたのだから手に入れたものを大切にして、でも何か違うと思いながら生きている。

 

理想があってもお腹は減る。

お腹が減る私が求めた理想なんだってことを認めよう。

 

お腹が減る私は一人でできることは少なくて、だからどうしてもつながりを求めてしまう。

 

それは弱さのようだけれどとんでもない強さなんだ。

 

地上最強の生物人間がなんで現在この地上でNO1なのかわかるような作品です。

 

タバコが吸いたくてたまらない外伝や、月で育って地球に降りられない少女の話、人間になってしまった(と思い込んでいる?)自称宇宙人の話とか、番外編的なストーリーが面白くてついつい読んでしまうのも特徴です。

 

圧倒的な世界観に作品に引きずり込まれます。

 

全4巻ですっきり読み終わるのでぜひぜひ読んでみてください!

(たぶん今回紹介する作品の中で一番読み返しています)

 

平成よっぱらい研究所

1冊のエッセイマンガです。

 

私がは酒が飲めません。

そのせいかお酒を飲むマンガがすごい好きです。

 

中でも一番好きなのがこの平成よっぱらい研究所です。

 

のだめカンタービレ】の作者マンガです。

 

この作者、話の引き出しが多すぎます。

あ、この人天然だってなります。

 

二ノ宮知子というとんでもない人間とその周りのもっととんでもない人たちのことがよくわかります。

 

酒による失敗例がとんでもなさすぎて全身で笑ってしまいます( ゚Д゚)

 

お酒が飲みたくなる作品です!

 

まとめ

読み返したくなるマンガには共通点があるように感じます。

 

  1. 世界観がしっかりしている
  2. 鋭すぎない(無意味な残酷さがない)
  3. 日常が楽しい

 

まとめると肩の力を抜いて楽しめる作品のように感じます。

 

読まれるために媚びているわけでもなく、かといって突き放しているわけでもない。

 

これおもしろいから読んでみろよって心から思う作品のことかなぁって思います。

 

突き詰めていくと人間って面白いってデスノートのデュークみたいなセリフになる作品が私の何度も読み返したくなるマンガです!

 

そして読み返したくなる作品というのは絶対に現物じゃないとだめだなと感じました。

 

電子書籍はとても便利なのですけど、何度も何度も読み直したい本はやっぱりコミックの方が愛着が沸きます。

 

ぼろぼろになるまで読み返したいマンガが何冊もあること。

本棚を見てニマニマしてしまいました(*´Д`)