作ったものを食べる食レポをするのは初めてかもしれません。
でも作った料理を食レポするのも楽しいのでやっていこうと思います!
クマはもんじゃ焼きすごい好きです。
お好み焼きよりももんじゃ焼きの方が未完成で、未完成を楽しめる形をしているからかなぁと思います。
鉄板の上でって状況をこれ以上生かしている料理ないんじゃないかなぁって思います。
未完成で出されて、味が時間で変わっていく。
グラデーションを味わえる。
入れる材料によって味が変わる。
なんていうかどうやったって半端にしかならないのがおいしいなぁって思います。
もんじゃ焼きってすごい美味しい瞬間があります。
その瞬間は無我の境地に至れます。
夢中でつついて食べる。
ということはそれ以外の時、ちょっとゆるい時とか、焦げてパリパリになったときはダメかというとそうじゃない。
焦げて端がパリパリになっても美味しい。
緩くて少し酸っぱい出汁の味のときはこれからくる最高の瞬間を待つ楽しさがあります。
そしてその待ち時間が最高に楽しい。
まだ不完全なもんじゃ焼きをゆったり突きながら、これからくる幸福にワクワクしながら箸を進める。
火加減を調整しながら濃く煮詰まってくるのを待つ時間が最高です。
そしてもう今回もう一個の最高の調味料を逃してしまった気がします。
空腹が最高の調味料っていうなら、満腹は最高の料理も原点しまいます。
あとちょっと食べたい。
それがどれだけ創造的か。
(要は作りすぎてしまいました😭)
食事を制限すると満たされた空腹を楽しめます。
料理って人間ていうものの食への執着と、その快感を追求することの執念を感じます。
一生楽しめる趣味の1つだと思います。
もんじゃ焼き、とことんまで黄金の瞬間を楽しめる料理です。
未完成なのが完成された料理です。
せっかくなんで味を話すと、ウスターソースと出汁が効いたベースの味に、ベビースターと明太子、小海老などの魚介とチーズの味が最高に合います。
最初ちょっとゆるい時はやや酸味があるのですが、箸を進めていくと酸味が消えて至高の味になっていきます。
まろやかに甘くなっていくイメージです。
いや、しょっぱいんですけどね。
最高においしいものってなんか甘口なる気がします!
味が変化していくのを鉄板を突きながら味わう楽しさ、口の中はもう大変な熱さになって、でもそれがうまい!
夢中で突きながら、最後の方濃くにつまった濃厚な味を堪能して冷たいコーラを飲んで終わりました。
ちなみにレシピはリュウジのバズレシピから至高のもんじゃ焼きです!
私はお酒が飲めないのですが、酒飲みのリュウジさんが作ったレシピなので、ハイボールなどにも最高に合いそうです。
よければ家で作ってみてください!