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そのほか、夜勤のタイムスケジュール

やさしくわかる! すぐに使える!  「介護施設長&リーダー」の教科書

グループホームでの夜勤について書いていこうと思います。

 

何度かグループホームでの感想も夜勤の感想も書いたのですが、具体的になにをしているのかは書いていなかったので、介護職が夜1人で何しているのかを書いていきます。

 

※施設でやっていること違うと思います。

 

グループホームって基本2人から3人のスタッフが常駐していて9名のお客さんの面倒を見ているのです。

 

ただ夜の19時から次の日の7時までは夜勤者と呼ばれるスタッフが1人でお客さんんの面倒を見ます(基本はみんな寝てるんで1人です)

 

12時間は1人で面倒を見ている計算になりますね。

 

夜勤の時間の感想もスタッフ一人一人で違うと思います。

 

クマの夜勤に対するこの施設での感想はわりと眠れるです。

 

それと1人で自分のペースで作業できるのがいいなって思っています。

前の施設であったベッドに連れ込まれそうになったり、気づけ2、3人がテレビの前で談笑しているってことはなくなりました。

 

話を夜勤のタイムスケジュールに戻します!

 

19時から21時、食器の漂白、フロアの清掃、トイレ掃除、夜着替えた洗濯物を干す。明日の朝の顔を拭くタオルを人数分用意、ストック(麦茶、スポーツ飲料、おかゆ※冷凍)がなくなっていないか確認なければ作る。次の日のご飯セット。

 

20時に一回各部屋を見回りながらそれらの作業を終わらせて、作業が終われば休み時間(というか自分の飯の時間)です。

 

お客さんが熱出ていたりすると熱を測る。着替えをするスポーツドリンク飲ませるとか作業が増えます。

 

うちの施設は毎日何かしらの特別な清掃もあるのでそれも業務に含まれます。

 

ちなみに火曜日(昨日)の夜はゴミ箱小さいものを風呂場で洗って干しました。

 

トイレに置いてあるものとか匂い強いのでよく洗います。

大型のゴミ箱の掃除より楽だし、きちんと綺麗になって匂いも取れるのでわりと好きな仕事です!

 

ちなみにやる業務はタイムスケジュールになって職場のiPadに入っているのですが、わりとだいたいで行動しています。

 

お客さんのバイオリズムに合わせないと作業がうまく進まないからです。

 

うちの施設のお客さんはわりと夜はよく寝てくれるのですが例外が3人くらいいて、

 

眠剤睡眠薬)飲んでふらふらなのにトイレに頻繁に行くAさん

②1時間に1度絶対トイレに起きるBさん

③眠りが浅くなると突然立ちあがって転倒よくするCさん

 

それにプラスして

 

④夜とても落ち込んで死にたくなってしまうAさん

 

それぞれの相手をしながらペースを掴んでいきます。

 

22時から2時の4時間が比較的眠れる時間なのですが

 

①のAさんが19時から21時までよろよろ動くので見守りながら仕事をして

 

②のBさんは一晩中トイレに連れて行って(車椅子で危ないのでスタッフが手伝わないとトイレいけない)

 

その1時間に一度のタイミングで③のCさんの状態もちょくちょく確認するって感じです。

 

1番怖いのは③のCさんの覚醒です。これ見過ごすと転倒してひどい事故になります!

 

クマは夜勤の初日にCさんを転倒させてしてしまって、床に転がりながら『よう』って言われて、どうしようって思いました。

(ちなみにそのときは施設長に連絡、様子を報告して往診のDrに電話しました)

 

このCさんは立とうと思って実際立ち上がるまで15分くらかかってしまうっていうところがあるので、部屋で様子を見て寝返りが頻繁で、どうやら起きているってなったら15分に1度様子を見ることで転倒が回避できるのを知りました。

 

なんでCさんが寝返りせず、いびきもかかないで寝ている時は1時間ぐっすり眠れます。

 

逆にもぞもぞされると転倒している夢を見てしまいます!

 

夜勤での仮眠はなんというか私の場合絶対に熟睡できません。

 

その安眠の対価が高すぎるからです!

 

体をうとうと休ませる程度です。

 

このうとうとができるかできないかで体の負担がかなり違います。

1時間うとうとを4回行えるとわりと次の日もしっかり動けます。

 

1時間のうとうと2回だと結構きついです。

1時間しかうとうとできない。1時間もうとうとできないと考えるのを頭が放棄します。

 

脳にとってとても大切な睡眠を削った代償でしょうね。

 

なんで夜勤は運の要素が強いです。

最近はルーチンとし処理できるようになってきました。

 

あとは変な勘が働くようになってきて、動いてなくてもCさんが起きそうな予兆がわかるようになってきました。

 

部屋がざわついている。シンとしていない。眠りが深くないってことなので、絶対にこういう夜は夜一度目覚めます。

 

目覚めて怒鳴られて警察を呼んでくれって言われた時もあります。

 

タイムスケジュールに戻りましょう。

 

21時から22時まで、途中トイレ介助やおむつ交換をしながら食事を食べます。

私の場合これが唯一の食事になります。

 

寝てないせいかあんまりお腹は減らないです。

 

お腹が減らないんじゃなくて、しっかりと体が消化の時間を取れなかったせいで次の食べ物が入っていかない感じでしょうか。

 

22時から2時まで2時間に1度の巡回以外基本やることないんですが、1時間に一度のトイレの人と立ち上がる可能性のある人がいるので最低でも1時間に一度は起きて対応します。

 

それから2時にオムツ交換のお客さんの交換を済ませると、3時に乾燥機に入れておいた洗濯物を畳みます。

 

時間があればここでも少しうとうとします。

 

4時、オムツ交換のお客さんのお下(下半身)をお湯で洗います。うちの施設では朝1回だけですね、あとはウェットティッシュで拭いて※パッドを交換します。

※パッドとはおむつの中に入れる尿を吸い取る長方形のもののことですね。

 

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4時ですがこの時点で着替えさせてしまいます。

フロアには連れてきはしません。

 

1人の着替えに20分と考えても6人いるとそれだけで2時間かかってしまいます。

(自分で着替えられる方が3名はいるので6人です。

 

なんでできるときにできることをできるだけやっておかないと終わらないです!

 

あとは起きていく順番に着替えさせていきます。

 

起きた順に顔を洗ってもらい、バイタル(体温、血圧)を測って、水分(お茶)を飲んでもらいます(自分で飲めない人には介助して行う)

 

ちなみにグループホーム認知症の方は、❶動けなくて会話もできない人、❷会話ができるけど自分ではうまく動けない人、❸動けるけど何をしたらいいのかわからない人、❹動けるし何をすれば良いかだいたいわかる人の4パターンの方がいます。

 

介助が必要なのは主に❶と❷です。

 

❸の人は声をかければ動いてくれます。

 

❹の人には別の人を見てもらったり、助言してもらったり、食器拭きなんかを手伝ってもらったりしています。

 

ちなみにCさんは動けないのですが、何をすればいいのかわかる時と、わからない時が入れ替わります。

 

体調が悪かったり体の不調や寝不足なんか、逆に昼間寝過ぎて眠れなくてイライラしていると、何をすればいいのかわからない状態が出やすいですね。

 

認知症のこの状態を『まだら』とか呼んでいたりします。

認知症ではこのまだらが1番困ります。

 

天使と悪魔が入れ替わる感じです。

 

6時、声をかければ着替えてくれる方に声をかけます。

 

7時、早番の人が出勤します!

夜勤の終わりが見えます。

 

ここまでに起床が終わっていない人がいれば手伝ってもらいます。

朝の食事は簡単なので30分くらいで作れます。だいたい7時までに食事作りか9人全員の起床のどちらかが行えていません。

 

7時10分、だいたい食事が始まります。

 

食事が落ち着いたら朝のいろいろあった記録をiPadに入力して、ゴミをまとめて、次の人に引き継ぎします。

 

9時朝の朝礼で3つあるユニット(9人で1ユニット)が集まって夜の報告と、昼間にあるイベントや注意事項の共有をします。

 

雑務を終わらせて、朝礼の内容をノートに書いて10時に業務が終わります。

 

18時間労働しているはずなのですが、体感ではだいたい8時間労働の1.5倍12時間くらい働いているイメージです。

 

細かい仕事をたくさんこなしているうちに夜が明けます。

 

言われるほど大変じゃないけど地味にキツいっていうのが夜勤に対する具体的なイメージです。

 

やり切った開放感と、二日分の仕事をこなしたので、通勤する日数的には少なくて済むので個人的には好きな仕事です。

 

あとお客さんの容態が急変したときに、1人で対応するのがすごく不安て別のフロアの人が言っていました。

そこは管理者でトラブル対応しまくっていたので慣れたんでしょうね。

 

頑張ればできるくらいの仕事なんでわりとやる気も出ます。

 

なんとなくでもイメージしてもらえたらなぁと思います。

 

ちなみにCさんには監禁されていると思われて腕を捻りあげられたり、ニヤリと笑って散々怒鳴りつけられたりしたエピソードもあります。

 

今ではよい思い出です。

 

当時は他のお客さん起きてしまうので気が気でなかったです!

 

ただこれもお客さんが短期記憶なくなってて、ここがどこで自分がどういう状態かわからない(一時期理解しても忘れてしまう)から起こることだと考えると安心して取り組めるようになりました。

 

根拠のない自信を持って堂々としている。

議論はせずに電気を消してしばらく待つ

 

この2点で対応しました。

 

根拠なく自信満々の態度って不安な人ほど響きます。

 

そして議論するとCさんが白熱してしまうので、猫に毛布をかけるように電気を消してしまって、15分に1度様子を見にいくって対応してたりします。

 

それでだいたい寝ます。

 

根拠のない自信を持って、本人が望んでいるであろうことを先回りしてやってあげると、相手も悪いようにしないでくれます。

 

心からの感謝をもらえたりするのがわりと好きです。

 

そんな感じの夜勤のタイムスケジュールでした!