腰痛を改善するために病院ではなくスポーツマッサージのところに行ってきました。
理由は母親の腰痛がそこで改善したからです。
実家が八百屋なので、両親親類とも腰を壊すことが多いです。
で一時期存続の危機になった実家の八百屋を救ったのが、セルウェルです!
−5歳の若さをがキャッチフレーズです。
で、予約をとって行ってみました。
(女性専用フィットネスクラブと書かれていますが、マッサージは男性でも受けられます。運動は女性だけってことです)
30分2980円で、結論すごくよかったです!
というかなぜか1つ夢が叶いました。
それは後で書きます!
午後20時最後の客としてセルウェルに入りました。
奥でやや太めの女性が施術を受けているのが見えました。
待合室に座ると見えなくなりました。
座った途端
女性『ぎゃー、やめてぇー、もういいです!』
マッサージの先生『まだまだほぐれてないよ』
女性『ぎゃー』
ほぼエンドレスに悲鳴が10分くらい続きました。
実際に見えないのですがそれが余計に不安です。
自分がこれから何をされるんだろうと不安でいっぱいになりました!
女性がふらふらしながら会計を済ませて、そこで5分くらい話をして、元気になって店を出て行きました!
人ごとながらほっとしました。
で、私の番です。
男性の先生で、細身でやや小柄で柔らかい雰囲気が印象的でした。
背筋がピンと伸びています!
カーテン付きのベッドにが置いてある施術室に入り仰向けで寝転んで、片足づつ上に上げます。
そうやって腰に痛みが来るかどうか確認、クマはやや右足を上に引っ張られると痛かったです。
そして右側から横向きになり施術が始まりました。
さっきの女性の気持ちがよくわかりました!
(ちなみに彼女も介護職だという話を先生に聞きました)
ものすごく痛い。
子供のころ脇腹をくすぐる遊び流行りませんでしたか?
強引なやつだとくすぐるっていうか、わきの肉に指を入れられてワシワシ揉みしだかれる感じ。
あれをしっかり満遍なく、奥深くまでやられる感じです。
指で押されているのですが、実際にどうやって押されているか見えないです!
だから次どんな刺激が来るか不可避です。
感想としては 筋肉の中に指が入ってきます!
おいおい、そんなところまで指入れちゃっていいの?
いやいやいやいや、おかしいでしょ。そんなところ入らないよ。
入れるんですね。ぎゃー!
尻にそんな深く指はいるんですね。
うわ、俺の尻めっちゃ固い。
それをほぐすんですねぇえええええええ!
尻肉の奥に指を入れられるのがあれほど痛くて、形容し難い感覚だとは思いませんでした。くすぐった気持ちい+痛い痛い痛いです!
なんとなく何をやられているのかわかりました。
腰痛は腰回りの筋肉のコリに連動して起こるものだから、腰回りの筋肉をほぐしているんじゃないなかぁと。
マッサージ痛気持ちいくらいを想像していくと耐えられません!
耐える理由が何か必要になるレベルの痛みです。
硬くて凝った筋肉をほぐすために、肉の奥まで指を入れる。
これって単純に攻撃です。
逃げたくなります!
タオル口にくわえて噛みしめさせて貰えばよかった。
声は多分漏れてたと思います。
よく叫ばなかった!
なけなしのプライド総動員したんだと思います。
で、かなった夢と言うのがこの行為そのものです。
この拷問のような時間、よくよく考えてみたら好きな小説の大好きなシーンに似ていました!
北方謙三さんの三国志の中で、曹操がマッサージを受けるシーンがあります。
野心に身を焼かれている曹操の抱える頭痛やコリは、並のものじゃありませんでした!
それこそ自分の野心で体を焼いてしまうほどの業火です。
曹操の野心に体がついてこられるようにサポートしたのが専属のマッサージ師爰京(えんきょう)でした(北方三国志オリジナルのキャラみたいです!)
この人のマッサージを受けてみたかった。
だんだんと体がほぐれて指が肉の奥に届くようになる。内臓までマッサージされるようだ。
みたいな描写があったのですが、これが気持ちよさそうでやられてみたいなぁと思っていました。
でやってもらった結論。
むっちゃ痛い。
ただそれだけだと夢かなってないのですが、結論として体がかなり楽になりました。
凝りが解されて、奥の方にある強張りまで解れると先生の指は不思議と痛くなくなりました。
じんわりしたあたたかさと筋肉のやわらかさが出てきました。
先生曰く、まだ若いから筋肉が本来の弾力を取り戻したってことでした。
で運動しなさいと言われました(筋肉は輪ゴムみたいなもので、使っているとわりときれないけど、放っておくと劣化して切れるとのことでした)
ぎっくり腰したらひどい時はまず3日休んで、その後で運動始めるのですが、私の場合自分で動いてしまったので、まぁ腰はそこそこ落ち着いたのだろうと判断されました。
肉のコリ具合から運動不足のコリ方だとすぐわかったみたいです!
介護っていう自分の体を使ってお客さんを助けるプロなら、その仕事道具のメンテナンスきちんとしないとと言われて心に響ました。
体が仕事道具という認識なかったのですが、介護において(他の仕事においてもそうかもしれませんが)体ってすごく大事な仕事道具です。
車椅子や手すりなどの介護用品は定期的にメンテナンスするのに、自分の体という最大最高の道具はメンテナンスしたことがありませんでした!
まず先生に教えてもらった、脇腹と尻の筋肉を伸ばす運動から始めてみようと思います!