以前も同じ題名で書いていたらすみません。
今朝お客様が1人ご逝去されました。
久しぶりだったので、なんか色々考えさせられたのでつらつら書きます。
介護の仕事をやっていて1番よかったのは自分の将来がわかることと書きましたが、2番目によかったと思うのは、一期一会って言葉の重みがすごくわかることです。
介護って人が死にます。
クマも直接死に目にあったのは1、2回程度ですが、間接的に不報は結構聞いています。
年に1、2回のペースだと思います。
看護師さんに比べればとも思いますが、そこそこな人の死に触れています。
何というか一期一会って言葉の意味の深さに驚かされます。
2度と会えないってことです。
いまやらないと死ぬかもしれない。
だからやるって気持ちになります。
目の前の自分を頼りにして、そこそこ好きな人が次の日には会えないかもしれない。
そんな職場だったってことを久しぶりに思い出しました。
そんで困るのが元気だった人ほど突然逝くことです。
細胞が早いから癌も回りやすいとか色々あると思うんですけど。
こっちは知らず知らず予測立てて動いています。
体調の悪い◯◯さん先生にも覚悟しておいてくださいって言われたし、いよいよ危ないかもよ。とか言われてもなかなか当たりません。
回復しないでしょうと言われた人がすんなり死の縁を飛び越えたかと思ったら、全然転びそうにない別の誰かがその穴に落っこちている。
心の準備とはよく言ったものです。
クマの勝手なよい介護職の条件ですが、無意識でいつ最後になるかわからないと意識している。そして表面上はそれを出さないで対応している。
しなやかで強く、ちょっとした楽しさを大事にしているイメージです。
仕事のでき不出来はともかく、そういう人を介護のプロだなと思います。
今できることを全力でやる人にプロを感じます。
そして特定のお客さんにやりすぎることは良くない。
でもちょっとだけやりすぎちゃうのは仕方ない。
だって…
そんな職業が介護職かなぁっと思いっています。