2月27日から28日にかけて初夜勤でした。
(27日午後4時から次の日の午前10時まで18時間勤務です)
なんというか濃密な時間でした。
いつくるか分からない事態(トイレ、不穏、トラブル)にそなえて、眠気にそなえながら過ごす時間。
夜の闇がのしかかってくるような時間でした。
眠れない人にとってはこの夜の長さはひたすらに重いだろうなと感じました。
お客さんによって抱えている不案が違う。
それが表面に出やすい夜を共有する。
正直めっちゃ疲れました。
1人1人がぽつぽつ動く程度だったので、眠気に勝つほうがむずかしかったです。
これが一気に動き出したらと思うと恐ろしいです(そして季節の変わり目にそんな日はわりとあります)
今回は同行だったのですが(先輩職員に習って仕事をすること)うとうとした隙に先輩職員が老人に変わっていたり(先輩がほかのお客さんのトイレ介助している間に、動けるお客さんがちゃっかり先輩の座っていてました)
ひとしきり座って、ごはんも出ないし、テレビもついていないのが分かるとぼやいて帰っていきました。
なんだかよくわからない生き物と共存するのは楽しいです。
相手のルールに違反しないよう、踏み込みすぎないように、こちらのルールに違反させないように、うまくやる技術がアップしていきます。
そしてちょっと放っておくってことができるのが、訪問介護と違ってグループホームのよいところです。
ゆるやかな監視の目、転倒のリスクの少ないお客さんなら
比較的自由にしています。
長いような短いような夜でした。今回2人居たので休み時間2時間ちゃんととれましたが(8時間勤務1時間休憩×2日分)1人だとまとまって休憩とるのは無理だろうなと思いました。
それぞれの特徴をを早くつかんで、その夜の傾向を知っておかないと本当にやばいことになりそうです。こちらは努力するしかないのですが。
あと久しぶりにだらだらテレビを見ました。
お客さんが起きちゃうから電気をおおっぴらにつけるわけにもいかず、かといって職員が眠るわけにもいかない状態、そこで登場するのがテレビというわけです。
久しぶりにマツコの番組を見ました。
キャラクターが面白くてつい見ちゃいます。
しかし最近はほとんど一晩中番組やっているんですね。
しかも新聞のテレビ欄みたいなので選択してテレビ見るんだと感心しました。
時代遅れなのかもしれないのですが新鮮でした。
(お年寄りのお宅にもテレビあるのですが、お年寄りはリモコンでぽちぽち変えるしかやってなかったので)
なんというか35歳になって新しいことやるのめっちゃ楽しいです。
まぁ、まだ1人でやってないからかもしれませんが、グループホームっていう1つの集合住宅を改善することと考えれば、1軒のお宅がうまくまわるようにする訪問介護の考え方と同じです。
9人入るアパートをまるごと改善する。しかもそのお客さんの24時間がわかった状態で…
最高にワクワクします!