※今回戦争に感する不快な考察をしています。
気分を害される方も多くいると思います。
そういった考察が苦手な方は読み進めないでください。
キングコング西野さんのYouTubeを最近よく聞いています。
そのなかで
『なぜ戦争はなくならないのか?』を題材にした絵本を以前タモリさんと一緒に書いたという話になりました。
タモリさんは愛があるから、やりかえしてしまう。
大切な人にやられたことを愛があるからやり返してしまう。
だから戦争はなくならないんだと言ったそうです。
その絵本はアマゾンでポチって、まだ届いていないのですが、西野さんも不快じゃない答えにたどりついたんじゃないかなと思います(その絵本が西野さんからタモリさんへの回答だったそうです)
クマはなぜ戦争がなくならないのかについて、YouTubeでこの話を聞きながら、自分なりにタモリさんの答えを聞く前にポンと考えて、おぞましい答えを頭のなかで導きだしました。
『それが最高のエンターティメントだから』
エンターティメントとは感情の揺れ幅だと思います。
善悪好悪の違いはあれ、どれだけ感情を揺さぶれるかがエンターティメントであり、物語です。
そして人の頭は物語を生み出す構造になっています。
だから戦争はなくならないのではないか?
我ながら最低の答えだなと思います。
さらに発展して、なぜ人は同じ過ちを繰り返すのか?
という問題の答えも同じじゃないかと思いました。
『愚かであるほうが感情を揺さぶる体験ができるから』
ではないかと、戦争の理由を深掘りして脳が導き出しました。
感情の生き物である人間は、感情がないと生きられません。
退屈は人を殺します。
感情が揺さぶられないなら、生命を維持したい無意識が、感情を揺さぶる方に舵を切ります。
だから愚かなままだし、戦争も起こるのではないか?
話は少し飛んで生命の話になります。
生命と水の波紋は似た存在だとクマは考えています。
その波紋を起こすために自分で波を起こし続けるのが生命。
人はさらにその波を高めるため、自分を爆発させる状態に自分を追い込み、なんなら自分でその状況を作り出すことができます。
その波を人で言うと感情、動物で言うと本能と呼ぶのではないかと考えています。
私たちの祖先の猿は弱かったから、豊かな森を追い出されて直立2足歩行を身につけた。
ホモサピエンスよりもネアンデルタール人の方が大柄で力もあった。
白人は黒人よりも身体能力的にあきらかに劣っている。
それなのに生存競争で勝ち残ったのはホモサピエンスであり白人だった。
不安定であればあるほど生命とは力が出るように設計されているみたいです。
だから人の頭は不安定を生み出す構造になっているのではないか?
つまり、人は愚かだから戦争をするのではなく、生存競争で生き抜く原動力を得るために戦争をするのではないか?
あくまでクマの妄想です。
知識と経験からくる考察になります。