五反田でたまに食べている店の食レポを書こうと思ったのですが、店の名前がネットで探しても出てこない。
店に看板もない。
店主のおじさんに聞いておけばよかったです。
ともあれ食レポです。
とても入りにくいお店です。
上に書いた通り名前も出てないです。
だいぶ古くからやっている店のようで、五反田に地下鉄ができる前からあったそうです。
そのころからある店は、かね将さんくらいだったと、店主と常連のお客さんの話で聞きました。
お店の定食はどれも1000円前後でお腹がいっぱいになります。
これでもかと小皿が並んで出てきます。
そして山盛りのご飯。
テレビではBSで時代劇が流れてます。
メニューはたくさんありますが、店主が仕入れてないとそのメニュー頼めません。
なんで昨日も何があるか聞いて、寒ぶりの定食を頼みました。
なので値段も分かりませんでした。
基本焼かれて出てきます。
最初にテロテロに茹でられた枝豆が出てきます。
お酒を頼まないと、温かいほうじ茶が出てきます。
まったり食べます。
枝豆ぷちぷちするの楽しいです。
ただ、なぜここまでてろてろにするのか?
まだ聞いたことがありません。
皮ごと食べられるのかな?
テレビでは桃太郎侍に悪代官がやられています。
この店に来ると時代に取り残されたような風情があって、それを味わいたくて来ています。
待つ事10分、これでもかと皿でテーブルが埋まります。
クマはけっこう食べられる方ですが、それでも全部食べられない時もあります。
あと店主、青唐辛子おしで、みそ汁が辛かったりします。
かならず一品には入っています。
焼いた寒ぶりを大根おろしに、たっぷり醤油をかけて食べると、油がたっぷりでおいしいです。
もりもりごはんを食べます。
これでご飯を半分ぐらいになります。
刺し身のタコ、イカを食べます。
この組み合わせも珍しい気がします。
甘辛いくらげの上に青唐辛子が乗っています。
ピリリと辛くて、コリコリおいしいです。
納豆の小皿、食べるタイミングが難しいです。
納豆をタレでなく、しょうゆで食べるの久しぶりです!
豆の味をしっかり感じます。
サラダにたっぷりマヨネーズをかけて食べます。
ここらへんでお腹いっぱいですが、最期ひじきで残りのご飯をたいらげます。
時代劇を見ながら、まったりと残りのほうじ茶を飲みます。
桃太郎侍が終り、笑点がはじまりました。ほんといつの時代だろう。
おじさん『(笑点メンバー)今はみんな変っちゃったね』
🐻『なつかしいですよ』
おじさん『ま、このころおもしろかったもんね』
🐻『ええ』
お茶を飲み終わる。
🐻『会計いいですか?』
おじさん『900円』
🐻(今日は1000円いかなかったなぁ)
そんなことを考えながら、支払いをすませて外に出ます。
どっと、寒さと音と情報があふれてきます。
店の余韻を楽しみながら、雑踏を歩きます。