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【認知症について】

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認知症について詳しい説明はふつうにサイトや本に乗っているので、私は自分の体験を話します。

関わった認知症のお客さんは介護はじめて10年で100人くらいです。

印象に残っている方は10人くらい。

認知症の方はとっぴな行動をしていると感じると思います。

私なりにその理由を話していきます。

※以下汚い話も出てきます。

①出掛けたっきり戻ってこない。
②便をコップにつめる。
③失禁したパンツをタンスの奥に隠す。
④家のお菓子を隠れて食べる。
⑤いくつも醤油を買ってしまう。

こういった行動は、短期記憶がなくなるなかで、自分ができることをがんばってやった結果かなぁと思います。

①出掛けたっきり戻ってこない→は散歩は体によいとわかっている。外が天気で出掛けたくなったら、自分が物忘れしていることを忘れて出掛けてしまう。
帰れなくなる。
何度注意されても忘れてしまうし、張り紙などしておいても、夕方になり子供をむかえにいかないと、という昔の強い記憶がよみがえったりして出掛けてしまいます。

この場合怖いのは事故と転倒です。
交通ルールがわからなくなりひかれてしまったりとか、用水路とかにおちたり、歩行不安定で外に出て転倒したり。

外に出てしまうお客さん2人いましたが、転倒して骨折してようやく外出が止まる状態でした。

また遠くに行ってしまい、名前も言えなくてその近くの施設で預かられていることになった老人もじつはたくさんいます。

※最近はGPSついた靴とかあります。

②便をコップにつめる→トイレの場所がわからなくなる→ズボンを下ろしてトイレで以外で排便→排便したことを忘れる→この臭くて汚いものはなんだろう。かたづけなくちゃ→なにか入れるものは→コップにきれいにつめる。

③失禁したパンツをタンスの奥に隠す→ものや言葉は忘れても恥ずかしい感情は最後の方まで残ります。見られたら恥ずかしいものを隠す→忘れてしまう。

④家のお菓子を隠れて食べる→自分の家が自分の家とわからなくなる→お腹がへってしまう→人の家のものをとるのはいけないことだ→でもお腹が減った→隠れて食べる。

⑤いくつも醤油を買ってしまう→なんとなく買い物をしている→物忘れが出始め、自分がおかしいと気づく→不安に思いなが買い物をする→ないと不安かもしれないものをつい買ってしまう→物がたまっていく。

ということではないかなぁと思っています。

答え合わせができにくいですし、聞くのが失礼なことなので、経験した考察ですが。

あと認知症の方は、天気などの影響を直に受けるなぁと思います。

言葉がわからない分雰囲気を察する能力がずばぬけているので、雨や天気のときの私たちの雰囲気を察しているのかもしれませんが。

なにより夕方の不穏が与える影響が強いです。

家に帰りますと家で言われる人本当に多いです(リフォームして戻りたい昔の家と変わってしまったり、昔の家は処分してなかったり)

大抵自分が全盛期で忙しく働いていたころの家に戻ろうとします。その力はとても強くて施設を脱走したりします(離設とか言います)

なにを言いたいのかと言うと、認知症の方はその忘れてしまう病気のなかでその状態で自分が生きてきたり、感じたりしてきた経験で最善と思える行動をしています。

だから発生する症状はその人それぞれで、ゆるやかに(時に急激に)変化していきます。

急にわけのわからないモンスターになってしまったのではないんだよという話です。

本人がしっかりした方だった場合、家族が受け入れらい場合が多いです。

そういった場合はケアマネ、ヘルパーなど専門職に相談してみてください。

今のお客さんしか知らない私たちは冷静に対応できます。

家族だけでなんとかしないとと思いすぎると、虐待につながってしまう場合もあるので。

私はこんなこと言うと怒られるかもしれませんが、認知症の方との会話好きです。

私自身もの忘れが多いこともあり、きちんとしている普通の人より緊張感がなくて、今ここの目の前の相手に集中した会話。

緊張してないか、怖がってないか、落ち込んでないか、うれしいか、楽しいのか。

それだけを感じながら相手を気遣うために言葉をつむぐのはコミニュケーションそのものという感じがして暖かいです。