家で介護するのは大変なイメージがあります。
実際にそうなのか話していきます。
大変さは介護度によって違います。
病気によっても違います。
家で介護できるかのわかりやすい1つの目安は『トイレに自分で行けるか』です。
トイレに行けるか行けないかの違いは、介護する人が1日休めるかどうかです。
この違いは大きいです。
寝たきりの人の介護に休みはないからです。
最近は介護する人が1人の場合が多いです。つまり交換できる人がいない。
休めないと疲労が蓄積されます。
限界が早く来ます。
親子だと休めなかったりします。
お嫁さんだと上手に休めてたりします。
介護する上で、距離感は大切だなと思います。介護にどこまでという上限はないので完璧を目指すと毎日敗北感を感じて嫌になります。
※介護を受けている側は本当は動きたいし、しっかりしていたいのにそれができないから受けているのが介護なわけで、最初から100点はありません。最高によくできて60点です。
介護度が低い(介護1、2)場合はどうかというと、その状態のまま何年もそのままの場合もあれば、転倒や急な病状の変化で急に状態が落ちる場合があります。
状態の急激な低下、ゆるやかな低下の際にヘルパーが導入されることが多いです。
生命力の強い方、努力家の方は介護度が軽くなる場合もありますが、たいていはゆっくり落ちていきます
(状態は変わらないのに自治体のお金がなくなったため介護度が低くつく場合もあります※状態が変わらず介護度が落ちたら、必要なら再審査を求めてください)
病気によっては状態が定期的に落ちることが決まっている病気もあります。
状態に合わせた介護が必要になります。
ケアマネと相談しながら方針を決めてください。
介護度が低くても認知症の場合やっぱり大変だったりします。
次回は認知症について書いて行こうと思います。